中央競馬の上半期を締めくくるグランプリ「第66回宝塚記念」(15日、阪神)の最終追い切りが11日、東西トレセンで行われた。大阪杯連覇を達成し、ファン投票1位でG1連勝に臨むベラジオオペラはCWコースで横山和生(32)が騎乗して3頭併せ。馬場が重い中でラスト1F(200メートル)11秒2の好時計をマーク、最先着を果たした。万全の仕上がりをアピール。4戦4勝と得意の阪神で3つ目のG1タイトルを狙う。同レースは12日に出走馬と枠順が決定する。 雨の中、主役は開門直後のCWコースに登場した。ベラジオオペラの背中には函館から駆けつけた横山和の姿があった。3頭併せの最後方を追走。序盤は前との距離を保ちながら、ゆったりリズム重視で進める。…