◆第66回宝塚記念・G1(6月15日、阪神競馬場・芝2200メートル) グランプリホースの誇りで主役の座は譲らない。昨年の有馬記念で鮮やかな勝利を飾ったレガレイラは、レース後に右前脚第1指骨剥離(はくり)骨折が判明。その大一番以来となる復帰戦へ、太田助手は「カイバ食いも含めて順調。細かいところを修正しながら、しっかり負荷をかけていきたい」と5月9日に帰厩し、調整に不安はない。 それは頼れる鞍上も同様だ。美浦・Wコースで1週前追い切りに騎乗した戸崎は「久々を感じさせない動き。前走は接戦のなかで根性を見せ、改めて力を示してくれた。体は引き締まった感じがある」と好感触。外レッドヴェロシティ(7歳3勝クラス)を2…