「安田記念・G1」(8日、東京) これがG1・3度目の騎乗となる19歳の吉村を背に、9番人気のガイアフォースが2着に食い込んだ。 スタートを五分に出ると、道中は中団馬群の真ん中。前に勝ち馬を見る位置で進んだが、悔やまれるのは3、4角の走りだ。周りをタイトに囲まれ、窮屈になるロス。直線で外に持ち出し、メンバー2位タイの上がり3F33秒9の末脚を駆使したが、ジャンタルマンタルをとらえられなかった。 今年のNHKマイルC以来のG1騎乗となった若き鞍上は「いい位置で競馬ができた。ただ3、4コーナーでごちゃついて下げる形に。勝ち馬との差はそこかと」と悔しげ。最年少G1制覇の偉業もあと一歩に終わっ…