春の中距離王決定戦、全国交流レース第63回六甲盃は5日、園田競馬場で12頭(地元9、船橋2、大井1)が参戦して争われ、2番人気の地元マルカイグアス(鴨宮祥行騎手)が2周目向こう正面で一気にスパートすると2着の船橋からの遠征馬ノットリグレットに9馬身もの差をつけて重賞5勝目。名実ともに兵庫の中距離戦線の主役に躍り出た。 鴨宮とのコンビ復活で強いマルカイグアスが戻ってきた。鞍上が「スタートだけは遅れないように」と細心の注意を払った発馬も無難に決め道中は5番手を追走。2周目2コーナーからじわじわスピードを上げていく“必勝パターン”で3コーナー過ぎに先頭に立つと直線は独走。その実力を存分に示した。 「騎乗し…