「安田記念・G1」(8日、東京) 香港の英雄を撃破した世界の脚を、凱旋レースでも見せつける。ドバイターフV以来となるソウルラッシュは4日、栗東坂路で最終リハ。迫力満点の走りで駆け上がり、文句なしの出来をアピールした。1&2週前にも破格の時計をマークしており、G1V3へ向けて態勢に隙はない。美浦ではダービー卿CTの覇者トロヴァトーレが、目下の充実ぶりを示す動きを披露した。 トロヴァトーレは美浦Wでピックデムッシュ(3歳2勝クラス)を4馬身追走。ピタリと折り合い、直線は内からスルスル脚を伸ばす。しまいに軽く合図を送られると、ラスト1F11秒3で併入フィニッシュ。軽快な伸び脚が目についた。 …