マイル王の座は譲らない。「第75回安田記念」の最終追い切りが4日、東西トレセンで行われた。ドバイターフで海外G1制覇を果たしたソウルラッシュは坂路でさらに進化した姿を披露。昨年3着の雪辱となる凱旋Vに弾みをつけた。2歳、3歳と世代のマイル王者に輝いたジャンタルマンタルも坂路で目を見張る動き。3年連続のG1勝利へ、万全の態勢を整えた。同レースは5日に出走馬が確定し、枠順が発表される。 世界の頂に届いた末脚はますます研ぎ澄まされている。坂路中央を威風堂々と駆け上がったソウルラッシュ。「先週で結構仕上がった。輸送もあるので単走で」と池江師は最終追いの狙いを解説したが、ラスト1Fは楽な手応えのまま自己最速タイの1…