今年の京都金杯を制したサクラトゥジュール(セ8、美浦・堀宣行厩舎)が、安田記念(3歳上・GI・芝1600m)で史上初の8歳馬の戴冠を狙う。 サクラトゥジュールは父ネオユニヴァース、母サクラレーヌ、母の父シンボリクリスエスの血統。父は03年の皐月賞と日本ダービーの覇者。一方、母系は4代母のスワンズウッドグローヴを祖とする谷岡牧場の名牝系で、伯父のサクラプレジデントは02年の札幌2歳S、03年の札幌記念、04年の中山記念の勝ち馬。近親にはサクラチヨノオーやサクラホクトオーなどの名前がある。 ここまで27戦7勝。24年の東京新聞杯で7歳にして重賞初制覇。明けて8歳となり、前々走の京都金杯で2つ目のタイトルを獲得している。前走…