今年は大舞台で7歳世代の活躍が目立つ。通常なら衰えが目立ち、いわゆるトップホースは現役を退くことが多い年齢だが、この世代は少し事情が異なる。ソウルラッシュが首G1・ドバイターフで海外G1初制覇を果たせば、シャマルは黒船賞に続き、かしわ記念を連覇。プログノーシスは香G1・クイーンエリザベスII世Cで3年連続の2着に健闘した。この勢いなら更なるタイトル奪取もあるだろう。 安田記念(3歳上・GI・芝1600m)には5頭の7歳馬がエントリーしている。エース格はもちろんソウルラッシュ(牡7、栗東・池江泰寿厩舎)だ。大一番ではワンパンチに欠けるイメージだったが、24年のマイルCSでGI初制覇。前走の首G1・ドバイターフも制し、今まさに…