「目黒記念・G2」(1日、東京) ダービーデーの最終レースをレジェンドが鮮やかに締めくくった。1番人気のアドマイヤテラが武豊に導かれ、待望の重賞初勝利を飾った。 好スタートを決めて好位につけると、抜群の手応えで直線へ。最後は粘るホーエリートを首差でねじ伏せた。鞍上は「スタートも良く、いいポジションを取れたのが大きかったですね。切れるタイプというよりもバテない感じなので」と、昨年の菊花賞からコンビを組む相棒のストロングポイントをたたえた。『アドマイヤ』の馬で重賞を勝つのは07年弥生賞(アドマイヤオーラ)以来。「この勝負服での重賞勝利は久しぶりなのでうれしいですね」と喜んだ。 武豊にとって…