競馬の祭典「第92回ダービー」が1日、東京競馬場で行われ、昨年の最優秀2歳牡馬で1番人気に支持されたクロワデュノールが好位から抜け出し、3歳馬7950頭の頂点に立った。デビュー20年目の北村友一(38)はダービー3度目の騎乗で初V。管理する斉藤崇史師(42)も初制覇となった。 世代の頂点に立った直後、クロワデュノールの馬上で北村友は右手を突き上げ、人さし指を立てた。すぐさまその指をパートナーに向け、“馬が凄いんだ”と称える。何度も何度も…。馬ファーストの鞍上らしいウイニングランだった。 「僕がダービージョッキーというよりも、クロワデュノールがダービー馬になれたことが何よりうれしい。そこに最高のエスコートができ…