伝統の古馬長距離ハンデ重賞「第139回目黒記念」は武豊騎乗の1番人気アドマイヤテラが好位から抜け出し重賞初Vを飾った。鞍上の武豊(56)は25年JRA重賞初勝利でデビューから39年連続のJRA重賞勝利。自身が持つJRA連続年重賞勝利記録を更新した。 最後は全部持っていった。ダービーではサトノシャイニングに騎乗、思い切った先行策で沸かせた武豊。それから1時間20分後、アドマイヤテラとのコンビで自身の記録を更新した。「(今年は)モタついて2着、3着が結構あったけど続いて良かったです。大丈夫だろうなと思いながら、止まったら嫌だなというのはありました」。デビューした87年から重賞勝利を積み上げ、通算364勝。87年以外は自身の誕生日…