競走馬として生を受けたサラブレッドが、その最高の栄誉をかけて東京競馬場の芝2400mで争うレースだ。東京競馬場芝2400mコースは最後の直線に設けられた坂を上りきったところからスタートし、1コーナーまでの距離は約350メートル。特徴的なのは、向正面半ばに設けられている急坂と、直線の入り口からゴール前300m付近までの上り坂。スピードとスタミナ、瞬発力がバランスよく求められるコースだ。 ◎クロワデュノールは昨年の最優秀2歳牡馬。デビュー戦から大きく体重を増やして挑んだ東京スポーツ杯2歳Sはスローペースからの瞬発力争いを制し、続くホープフルSは最後の4ハロンがすべて11秒台というタフなレースとなったが、これを早めに追…