藤野師は開業2年目でダービー初出走。調教助手時代は皐月賞馬ミュージアムマイルを擁する高柳大厩舎に所属しており、皐月賞に続く“師弟対決”でもある。「本当に感慨深いし、幸せなこと。厩舎の皆も凄く盛り上がっている」と意気軒昂に大舞台に挑む。 送り込むドラゴンブーストは皐月賞で17着大敗も、反発力が持ち味。新馬戦7着→未勝利1着、朝日杯FS7着→京成杯2着など2戦連続で馬券圏外になったことはない。この中間はライバルの追随を許さない乗り込み量で「ここに向けてしっかりいじめ抜いてきた。ピークの状態で迎えられると思う」と仕上がりに太鼓判を押す。2桁着順からの逆襲Vはグレード制導入以降、86年ダイナガリバー(皐月賞10着)…