「日本ダービー・G1」(6月1日、東京) 3戦3勝のファンダムは28日、デビュー戦から手綱を取ってきた北村宏を背に美浦Wで3頭併せ。先行するヴィブラツィオーネ(6歳2勝クラス)を追走し、後ろにはヤマニンアドホック(4歳2勝クラス)の隊列で、直線は真ん中に入り、6F85秒8-38秒4-11秒7で併入した。2頭の間に入っても、肩の回転の大きさと柔らかさが際立った。 北村宏は「ちょうどいい気合で活発に動きました。デビュー当初より、動き出しにかかる時間が短くなりましたし、筋力もがっしりついてきました」と大一番への成長を感じ取っている。辻師は「道中も我慢して、並んでも抑え切れないくらい。しっかり伸び…