最高潮で大舞台に立つ。マスカレードボールは朝一番に坂路へ。道中は外レッドベルダンス(3歳1勝クラス)を追走。鞍上の嶋田(レースは坂井)に気合を入れられるとグッと加速、半馬身先着した。4F52秒3?1F11秒8は自己ベスト。手塚久師は「時計も動きも今までの坂路調教で一番良かった」と納得の表情を浮かべた。 勝利の鍵を握るのはメンタル面。指揮官は「能力はあるけど、自分から能力を出したがらない面もある。アイビーSを勝った時も怖さがあると思っていたが、ホープフルS(11着)でそれが負の方向に露呈してしまった」と振り返る。今年から調整過程を変えた。1週前はWコース、最終追いは坂路で乗り込んだ。年明け初戦の共同通信杯で重賞初V。…