名馬キタサンブラックの半弟となるキングクー(牡6、美浦・根本康広厩舎)が、土曜東京9Rの富嶽賞(4歳上・2勝クラス・ダ1400m)で2年2カ月ぶりの勝利を狙う。 キングクーは父ロードカナロア、母シュガーハート、母の父サクラバクシンオーの血統。半兄のキタサンブラックはGIを7勝。種牡馬としてもイクイノックスやソールオリエンス、クロワデュノールやウィルソンテソーロを輩出し、国内トップサイアーの評価を得ている。また、同じく半弟のシュガークンは24年の青葉賞の勝ち馬だ。 ここまで32戦4勝。未勝利では2着3回、3着2回と惜敗が目立ち、遂に勝ち上がれず。それでも地方・兵庫で3連勝して再転入すると、23年4月の1勝クラスでJRA初勝利…