今週末日曜に東京競馬場で行われる日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)について、これまでの傾向から分析。ここでは「時計、ラップ」に注目して、的中のヒントを探ってみたい。 過去10年、もっとも走破タイムが速かったのは22年の2分21秒9。レース史上初めて22秒台の壁が破られ、今もダービーレコードとなっている。一方、もっとも遅かったのは17年で2分26秒9。同じ良馬場で行われたのにもかかわらず、タイム差は「5秒」もある。これは馬場差というより、道中のペースによるところが大きい。22年は1000m通過58.9秒となったことで全体的に速く。17年は1000m通過が63.2秒のスローペースで、勝ったレイデオロが早めにマクる展開となり、時計を…