「日本ダービー・G1」(6月1日、東京) 京都新聞杯で4着に敗れ、ダービー出走の夢は途絶えたかと思われたトッピボーンだったが、フタを開けたら登録段階で3分の2の抽選対象。その名の通り、まさに「突飛+生まれる」。素晴らしい決め手の持ち主だけに、抽選突破の運を味方につけて大一番に挑んでもらいたいところです。 この馬の牝系は非常に興味深い。驚いたのが、5代母に当たるタニノベンチヤ。つまり、4代母ミラクルミユキは84年に日本調教馬で初めてジャパンCを制したカツラギエースの半妹だ。加えて3つ上の半姉は93年中山牝馬Sを制したラビットボール。恐らく、きょうだいの活躍を受けて当時のリーディングサイヤー…