◆第92回日本ダービー・G1(6月1日、東京競馬場・芝2400メートル) 今年の3戦全てで2200メートル以上を使ってきたファイアンクランツ(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎、父ドゥラメンテ)が、距離経験を生かしてG1の舞台でも上位を目指す。 デビューからの6戦で3着以内5回。唯一、馬券圏外となった東京スポーツ杯2歳Sでも2歳王者のクロワデュノールと0秒4差の4着と堅実な走りが魅力。新馬戦以来となる騎乗を託された佐々木大輔騎手は「新馬で乗った時から長い距離がもつと思っていたし、ダービーに行くのかなと感じていました」。当時から距離への適性と素質の高さを感じていた。 JRAで9、68、77勝と確実にステップアップしてきた4年目…