世代の頂点を決める競馬の祭典、日本ダービーが東京競馬場の芝2400mを舞台に開催される。今年は特に過去のデータ傾向が色濃く出ると見て、各馬の臨戦過程やレース内容を分析。データに合致する馬を上位に取り、波乱の可能性も視野に入れた予想を展開する。 1.前走皐月賞組が安定の成績 過去10回の日本ダービーにおいて、前走・皐月賞組は[8-9-7-74]で複勝率24.5%を記録し、GI連戦となるタフなローテーションながら実績を残している。皐月賞の激しい流れを経験した馬が日本ダービーでもその底力を発揮するケースが目立つため、馬券的にも重要視すべきステップだろう。対して同条件で行われるトライアルの青葉賞組は[0-0-2-19]で複勝率9.5%…