無敗3連勝で毎日杯を制して挑むファンダム。日曜追いの背中には辻師の姿があった。Wコースで単走。リズム重視で4F57秒3?1F13秒0。時計はセーブしたがフットワークは軽快そのもの。自ら感触を確かめた指揮官は「特に問題なく進められている。体つきはそんなに変わらない。カイ食いはそんなに細い方ではないが、最近はよりしっかりと(食べるように)なった」と成長に目を細める。 勢いはメンバー屈指だ。中山マイルの新馬戦はレコードV。毎日杯では最速3F32秒5の切れ味で突き抜けた。距離は1800メートルまでしか経験がないが、デビューからコンビを組む北村宏は「走るごとに気持ちのコントロールが利くようになってきたし、賢くなった」と折り…