◆第32回平安S・G3(5月24日、京都競馬場・ダート1900メートル、稍重) 第32回平安S・G3が24日、京都競馬場のダート1900メートルで行われ、4番人気のアウトレンジ(松山)が1馬身半差をつけ、昨年の浦和記念・Jpn2に続く重賞2勝目を挙げた。 理想通りだった。直線入り口。松山は先行2頭の後ろで脚をためていたアウトレンジの手綱を動かした。馬場の真ん中を通り、押せば押すほどギアを上げるような加速で反応。粘り込みを狙う前のレヴォントゥレットをとらえ、後ろから迫るタイトニットも封じ込む。全く危なげなく先頭でゴールを駆け抜けた。テン乗りだった松山は昨年に続く連覇。「道中でしっかりたまって、最後まで脚を使ってくれま…