◆オークス追い切り(21日・栗東トレセン) シャープなフットワークが長距離適性を感じさせる。リンクスティップは栗東・坂路を単走で55秒9―12秒6で、落ち着いて駆けた。牝馬にしては珍しくデビューから2戦が2000メートルだったように、陣営が2歳時から「オークス向き」と言ってきた馬だ。担当の新田助手は「一番の理由は操縦性です。長くいい脚を使いますし、スタミナがあるんです」と胸を張る。 15日の1週前追い切りは、Mデムーロを背にCWコースで6ハロン83秒1―11秒1と負荷をかけたが、「地下道から上がる頃には息が入ってました」と心肺機能の高さを指摘。前走後、放牧を挟み「肩回りとお尻のラインが全然違います」と短期間で…