牝馬クラシック第2弾「第86回オークス」の追い切りが21日、東西トレセンで行われた。桜花賞2着だった昨年の2歳女王アルマヴェローチェは初の東京輸送を考慮して坂路で馬なり調整。併せ馬で適度に負荷をかけ、体調を整えた。桜花賞より適性が高いと見込む樫の舞台。陣営は自信を持って送り出す。一方、桜花賞3着リンクスティップは坂路で単走追い。スピード感ある走りで駆け上がり、こちらも好仕上がりで逆転に燃える。 桜花賞2着から逆襲に燃える2歳女王は堂々と開門直後の坂路に現れた。昨年の阪神JF勝ち馬アルマヴェローチェは僚馬シルキーガール(4歳3勝クラス)と併せ馬。長距離輸送を考慮し序盤はゆったり入った。中盤から馬体を併せてギ…