「第70回大井記念」が21日、大井競馬場で行われ、3番人気のライトウォーリアが逃げ切った。手綱を取ったライアン・クアトロ(33=フランス)は日本での重賞初勝利。同馬と2着キングストンボーイには「第48回帝王賞」(Jpn1、7月2日、大井)への優先出走権が与えられた。 昨年のNARグランプリ年度代表馬も今年に入っての2戦は報知オールスターC2着、連覇を狙った川崎記念も出遅れて8着と不完全燃焼のレースが続いていた。それだけに「ホッとしている」としみじみ言葉を振り絞りながら見せた内田師の笑顔が印象的だった。 好スタートを切ると馬なりでハナへ。向正面では後続に1馬身半の差をつけてマイペースに持ち込んだ。3コーナーで外からキ…