1番人気だった黒船賞で3着に敗れた後、放牧に出されているエンペラーワケア(牡5歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父ロードカナロア)が、さきたま杯・Jpn1(6月25日、浦和競馬場・ダート1400メートル)で巻き返しを狙うことになった。 　杉山晴調教師は「前走は初めての地方で砂が非常に深い高知。しかも、フェブラリーSからの転戦で疲れもあったかと思います」と前走を振り返る。今回はしっかりと間隔を空け、立て直して臨む一戦。「出来は問題ないと思いますし、コーナー4つのコースも経験しましたから」と反撃を見据えた。 　また、香港のチャンピオンズマイルで9着だったガイアフォース(牡6歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父キタサンブラック)は安…