「オークス・G1」(25日、東京) フラワーCで重賞初制覇を果たしたレーゼドラマ。早めに先頭に立つ積極策で押し切った前走の内容からも、スタミナはメンバー屈指だ。前走後はここを目標に調整し、態勢は万全。メンバー唯一となる芝2400メートルの経験を持つ実力馬が、実績十分の桜花賞組を撃破し、一気に樫の女王の座に輝く。 レーゼドラマが樫の舞台で番狂わせのシナリオを描いている。無尽蔵のスタミナを誇り、切れ味よりも持久力勝負が性分。自分のスタイルを確立しつつある3歳牝馬が、得意の形に持ち込み世代一の栄冠を狙う。 前走のフラワーCがこの馬の真骨頂。好スタートを決めて番手につけると、3角過ぎから強気に…