6月1日(日)に東京競馬場で行われる日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)。今年も皐月賞馬ミュージアムマイルをはじめ、2歳王者クロワデュノール、無敗制覇を狙うファンダムなど好メンバーがエントリーしている。そんな世代の頂点を決する一戦でかつて生まれた記録とは。今回は「勝ち時計」にスポットを当てベスト3を紹介する。 かつて2分30秒近くを要していた走破タイムは、馬場管理の進歩、競走馬の能力向上などによって少しずつ短縮されている。トップは2分22秒の壁が破られた22年で2分21秒9を記録。同年の1000m通過は58.9秒のミドルラップ。直線はアスクビクターモアが2番手から粘り込みを図ったが、同馬の外からドウデュースが鋭く指し切…