◇鈴木康弘氏「達眼」馬体診断 樫の女王に輝くのは鼻孔にVサインをつくった楽園の女王だ。鈴木康弘元調教師(81)がG1有力候補の馬体を診断する「達眼」。第86回オークス(25日、東京)ではパラディレーヌ、カムニャック、アルマヴェローチェの3頭をトップ指名した。中でも達眼が捉えたのは“楽園の女王”パラディレーヌの鼻孔と中長距離仕様の骨格。G1初挑戦で樫のタイトルを射止めるか。 目は口ほどに物を言う、との有名なことわざがあります。目は口(言葉)以上に人の感情を表すという意味ですが、言葉を持たない馬は目とともに鼻でも物を言うことがある。 フランス語で「楽園の女王」(パラディレーヌ)と名付けられた3歳牝馬の顔つきを…