「平安S・G3」(24日、京都) 川崎記念で復権を遂げたメイショウハリオ。4角先頭の横綱相撲で後続の追撃を完封。22、23年帝王賞、23年かしわ記念に続く、4つ目のビッグタイトルを手にして、古豪健在をアピールした。栗東CWの1週前追い切りの動きも軽快で、実績面では抜けた存在。帝王賞(7月2日・大井)へ向けた叩き台でも負けられない一戦だ。 マーチSで待望の重賞初Vを決めたブライアンセンス。中団に構えて勝負どころから進出を開始。直線半ばで満を持して追いだすと、内で競り合う2頭をゴール前でかわし去った。ここにきて2連勝と軌道に乗ってきた。モタれ癖という課題はあるが、その分良化の余地を残している…