「ヴィクトリアマイル・G1」(18日、東京) 態勢万全をアピールするには、十分過ぎるデモンストレーションだ。アスコリピチェーノは14日、美浦Wでの3頭併せ。先行して直線で合わせる僚馬2頭の内からスルスルと脚を伸ばす。速いペースのなかでも一瞬にして馬体を並べると、最後は力の違いをまざまざと見せつける末脚で最先着。軽く促して出したタイムは6F79秒1-35秒6-11秒2と文句なしだ。 この中間は他馬とは格が違うタイムをマークしてきた。黒岩師は「先週と同じように内から併せて、上積みを期待して(今回の追い切りに)いきましたが、上積みを確認できました。先週は良化の余地があると思っていたのですが、全体…