春のマイル女王決定戦「第20回ヴィクトリアマイル」(18日、東京)の最終追い切りが14日、東西トレセンで行われた。美浦では昨年の桜花賞馬ステレンボッシュが実戦を意識した“マイル追い”を敢行。管理する国枝栄師(70)、昨年秋華賞3着以来のコンビとなる戸崎圭太(44)も納得の動きで、桜花賞以来のG1・2勝目へ準備を整えた。同レースは15日に出走馬が確定。16日に枠順が決まる。 現役調教師最多の牝馬G1・12勝を誇る国枝師が、残り少ない大舞台へ攻めの姿勢を貫いた。ステレンボッシュの最終リハはWコースの併せ馬。前走までは向正面からコース入りし6F(1200メートル)から計時する追い切りだったが、今回は先週に続きスタンド前から馬場入り…