開業5年目の辻野泰之調教師が、オークス(3歳牝・GI・芝2400m)のレーゼドラマ(牝3)でGI初制覇を狙う。 辻野調教師は81年生まれの43歳。名門・角居勝彦厩舎の調教助手としてキャリアを重ね、19年に調教師試験に合格。21年に開業した。ここまでJRA通算926戦104勝。2年目以降は常に20勝台後半をマーク。重賞は23年のローズSと24年の阪神牝馬Sのマスクトディーヴァなど8勝を挙げている。しかし、GIは延べ19頭が出走して、22年の高松宮記念のロータスランド、23年の秋華賞のマスクトディーヴァの2着が最高着順。24年のヴィクトリアマイルではマスクトディーヴァが1番人気に推されたものの、直線でスムーズさを欠いたことが堪え、無念の3着に終わっ…