ギャンブルとして競馬に興味を持ち始めた記者だが、知れば知るほど馬の数だけ…いや、馬の数以上にストーリーがあり、それも魅力の一つだと気づく。これはきっと、ゲームなどから入ったファンも同じことだろう。シャマル×川須騎手などこのコラムでも何度か書かせてもらってきたが、日本競馬を代表する“絆”物語といえば武豊騎手(56)=栗東・フリー=とノースヒルズだろう。 12日、鳥取県伯耆町の大山ヒルズでキズナの銅像の除幕式が行われ、主戦だった武豊騎手も参列した。キズナは13年にダービーを制覇。その後は海外にも果敢に挑戦し、現役を引退してからは種牡馬として活躍。昨年デビューした産駒6世代目で2歳リーディングに…