◇鈴木康弘氏「達眼」馬体診断 鈴木康弘元調教師(81)がG1有力候補の馬体を診断する「達眼」。第20回ヴィクトリアマイル(18日、東京)では5頭をトップ指名した。中でも達眼が捉えたのはクイーンズウォークの筋力。半兄グレナディアガーズ(20年朝日杯FS優勝)を想起させる筋肉の発達で、春の古馬女王の座を射止めるか。 競走馬は加齢とともに血統の本性を現すといいます。たとえば、5年前の朝日杯FSを制したグレナディアガーズ。年を重ねるごとに母ウェイヴェルアベニュー(米BCフィリー&メアスプリント)の短距離血統を体現するような大きな筋肉を肩やトモにつけた。当時の馬体診断では「マイラーからスプリンターへの体形変異」と述べました…