皐月賞6着から挑んだ3番人気マジックサンズは惜しい2着。後方から直線は内を狙いメンバー最速の上がり3F33秒7で猛追したが、無念にもゴールでは勝ち馬が頭差だけ前にいた。39年連続JRA重賞制覇にあと一歩届かなかった初コンビの武豊は「少しテンションが高い馬なので、馬混みに入れる形はやめた方がいいと思って、あの位置から。狙ったレースができました。最後しっかり伸びて、もう少しだったんですけど…」と唇をかんだ。 管理する須貝師は「もうちょっとやったなあ。豊ちゃんはよく内を選択してくれたよ。勝ち馬を褒めるしかない」と勝者を称える一方で、人馬をねぎらった。 ただ一頭、皐月賞からの挑戦。デビューから一貫して1800メ…