「エプソムC・G3」(10日、東京) 衝撃のレコード決着を制し、セイウンハーデスが完全復活を印象づけた。中団で折り合い、直線で外に持ち出されると抜群のスピードを発揮。最後は内ラチを頼りながらも後続を振り切り、23年の七夕賞以来、1年10カ月ぶりの勝利を手にした。1分43秒9は22年毎日王冠でサリオスが記録したタイムを0秒2更新するコースレコード。何より、稍重での記録なのが驚きだ。 幸は開口一番「強かったですね。早く抜け出し過ぎて、少し心配になったくらい。ケガから戻ってきてからは結果が残せていませんでしたが、力を見せてくれましたね」と賛辞を惜しまなかった。 4歳時は七夕賞を制するなど将来…