「京都新聞杯・G2」(10日、京都) 祭典の椅子を巡る勝負駆けに成功したのは、川田騎乗の5番人気ショウヘイ。直線早め先頭から馬場の真ん中を力強く抜け出し、2着エムズに2馬身半差をつける快勝劇で3週間後の府中行きを確かなものにした。 川田は「能力が高い馬なので、具合さえ戻ればという感じでした。しっかり走ることができなかった前走から、勝てる状態に戻してくれたことをありがたく思います。本来の走りができたのでダービーへの道もつながりました」と本調子を取り戻した相棒の走りを頼もしそうに振り返った。 前半5F通過が63秒3という超が付くスローペースが勝敗を分けた。出脚が甘く、後方で折り合いに専念す…