◆第73回京都新聞杯・G2(5月10日、京都競馬場・芝2200メートル、稍重) 日本ダービー・G1(6月1日、東京)への“最終切符”をかけた第73回京都新聞杯・G2は10日、京都競馬場で行われ、5番人気のショウヘイ(川田)が直線で抜け出して重賞初勝利を飾った。ダービー3勝の友道厩舎からスター候補が誕生した。 堂々と馬場のど真ん中を駆け抜けた。ショウヘイが早々と先頭に立ったのは直線入り口。川田が手綱を動かすと、俊敏に反応した。追えば追うほど増していく躍動感。弾むようなフットワークで、どこまでも伸びていきそうな加速に、他馬は全くついてこられない。ほぼ最後までステッキは入れず、内をぴったりと回った2着エムズとの着差は…