ケガを乗り越えて復活を遂げた。東京競馬場で10日に行われた「第42回エプソムC」は6番人気セイウンハーデスが屈腱炎による長期休養明け3戦目で、23年七夕賞以来となる重賞2勝目を挙げた。22年毎日王冠でサリオスがマークしたコースレコードを0秒2更新した。 やや重馬場でコースレコード。セイウンハーデスの圧巻パフォーマンスに東京競馬場がどよめいた。「早く抜け出し過ぎて心配になったけど…強かった。思った以上に強かったです」。主戦の幸も相棒の快勝劇に驚いた。 好スタートから道中は好位の後ろを追走。直線で外に出すと一瞬にして他馬を置き去り。直線半ばで早くも先頭に立つと、あとは独り旅。2着ドゥラドーレスに1馬身3/4差…