セレクトセールで5億1000万円の高値となったショウナンアデイブ(牡6、栗東・高野友和厩舎)が、新潟大賞典(4歳上・GIII・芝2000m)で重賞初制覇を狙う。 ショウナンアデイブは父ディープインパクト、母シーヴ、母の父Mineshaftの血統。半姉のキャスリンソフィア(Cathryn Sophia)は16年のケンタッキーオークスの覇者。20年のセレクトセール1歳では同年の最高価格となる5億1000万円(税抜、以下同)の高値で取引された。 ここまで26戦4勝。3走前の修学院Sを制し、待望のオープン入り。その後、2年8カ月ぶりの重賞挑戦となった中山金杯は7着に終わったものの、前走の小倉大賞典で2着に奮闘した。それも勝ったロングランとはわずかにクビ差。良血…