春の東京開催を締めくくると同時に、サマー2000シリーズへと向かう馬たちによる中距離の別定重量戦だったが、今年は施行時期が大きく繰り上がり、性格の異なるレースとなりそうだ。今後は安田記念へのステップレースとして注目を集めることになるかもしれない。舞台となる東京競馬場芝1800mは2角ポケットからのワンターンコース。内枠の先行馬は有利にレースを進められる事ができるが、最後に長い直線が待ち構えている。総合的なスピード能力が求められるコースだ。 ◎ダノンエアズロックはアイビーS、プリンシパルSの優勝馬で、毎日王冠0.3秒差6着。東京競馬場に限れば日本ダービー以外は大きく崩れていない。前走のチャレンジCは半マイル…