「NHKマイルC・G1」(11日、東京) かつて栗東・安藤正敏厩舎(オースミハルカでおなじみ)を手伝っていた時期がある私にとって、母系にアフレタータの名があるヤンキーバローズには思わず肩入れしたくなる。祖母は芝の短距離で活躍し、03年エルフィンSでは2番人気に支持されたほど(7着)。桜花賞出走はかなわなかったが、良質なスピードを後世に伝えている。 ヤンキーバローズの母キャンディバローズは、札幌芝1500メートルの未勝利戦をレコード勝ちした後に15年ファンタジーSを制覇。また、アドマイヤムーン産駒の半姉ファインチョイスは上村洋行騎手の手綱で11年函館2歳Sを制している。やや早熟でスプリンタ…