第73回京都新聞杯・G2は5月10日、京都競馬場の芝2200メートルで行われる。 素質馬が何頭かいて、先々まで注目できる組み合わせになりそう。まず2戦2勝のエムズ(牡3歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ドゥラメンテ)。新馬戦と前走の大寒桜賞を連勝。特に前走は2番手追走から最速の上がりを使って抜け出し、余裕のある勝ち方だった。18年の阪神JFを勝ったダノンファンタジーの弟で、血統的にも大物感がある。もしここもあっさり勝つようなら、日本ダービーでも侮れない。 トッピボーン(牡3歳、栗東・笹田和秀厩舎、父リアルスティール)は前走の1勝クラスを破格の好時計で勝った。ラスト1ハロンは流す余裕がありながらも11秒3を記録し、底…