◆第171回天皇賞・春・G1(5月4日、京都・芝3200メートル、良) 第171回天皇賞・春・G1は4日、京都競馬場で行われ、1番人気のヘデントール(牡4歳)が直線の追い比べを頭差で制してG1初勝利。国内最強ステイヤーの座に就いた。初コンビだったダミアン・レーン騎手(31)=オーストラリア=はタスティエーラでの23年日本ダービー以来、通算6度目のJRA・G1制覇。1?4着を占めた“強い4歳馬”が、世代交代を印象づけた。 100周年を迎えた淀のターフに、ニュースターが誕生した。最後の直線、残り150メートルで先頭に立ったレーンとヘデントール。外からビザンチンドリームが馬体を並べる勢いで追い上げてきたが、譲らなかった。「外から来て…