「天皇賞(春)・G1」(4日、京都) 伝統の春盾を射抜いたのは1番人気のヘデントール(牡4歳、美浦・木村)。ビザンチンドリームとの壮絶なたたき合いを頭差で制し、G1初制覇を成し遂げた。見事にエスコートしたのは、短期免許で今週から騎乗している豪州の名手・レーン。鞍上にとっては6度目のJRA・G1勝利となった。2着ビザンチンドリーム、3着ショウナンラプンタと4歳馬が上位を独占した。 最高の舞台で進化を証明してみせた。伝統ある淀の長距離戦で1番人気に支持されたヘデントールが、期待に応えてG1初制覇を成し遂げた。 トップスタートを決めて、道中は中団のインを追走。よどみない流れから2周目3コーナ…