「エプソムC・G3」(10日、東京) 小倉日経賞で鮮やかに復活したドゥラドーレス。中団追走から4角で大外を回りながらも、力でねじ伏せるように差し切り、22年菊花賞4着馬の実力を誇示した。3勝クラスV後に屈腱炎が判明して長期の戦線離脱。1年3カ月ぶりの復帰戦は大敗したが、2戦目で本来の力を取り戻した。重賞タイトルを奪取して、秋につなげる構えだ。 大阪城Sでオープン初Vを飾ったデビットバローズ。好位追走から4角で先頭に並び掛けると、反応鋭く抜け出して後続の追い上げを完封した。他馬を気にする面があり、思わぬ大敗を喫することがあったが、昨夏の去勢効果がてきめん。集中力が持続するようになって今回の…