「天皇賞(春)・G1」(4日、京都) きっかけをつかんだG1馬が2つ目のビッグタイトルを狙う。前回の2着馬ブローザホーンは、昨年と同じく阪神大賞典3着から本番に臨む。宝塚記念Vの歓喜から一転して、昨秋は3戦連続2桁着順と不振にあえいだ。それでも今季初戦の前走は59キロを背負いながらも鋭く追い込んで復調をアピール。実力馬が昨年のリベンジに向けて、再び軌道に乗ってきた。 吉岡師は「ジャパンC、有馬記念も決して悪い状態ではなかったですが、かみ合いませんでした」と昨秋を振り返る。その上で「前走はしっかり脚を伸ばして3着。内容は去年(の阪神大賞典)よりも良かったですから。得意の条件なら力を出し切れ…