優勝馬には安田記念への優先出走権が付与される前哨戦だが、このレースをステップに安田記念へと向かった馬は過去10年間で[1-1-1-22]。距離にすればわずか200mの違いだが、非根幹距離で行われるレースだけに距離適性を重視したいレースだ。東京競馬場芝1400mコースは向正面にある下り坂の途中からスタートし、ペースが上がる2ハロン目に上り坂があるため、極端なハイペースにはなりにくい。過去10年間であがり最速馬は[2-4-0-5]。速い時計への対応力と、最後に瞬発力を求められるコース設定だ。 ◎ママコチャは一昨年のスプリンターズS優勝馬で、今春のオーシャンS優勝馬。前走高松宮記念は正攻法の競馬で勝ちにいき、1度は先頭に立とうかと…