第171回天皇賞・春・G1(5月4日、京都競馬場・芝3200メートル)でマイネルエンペラー(牡5歳、栗東・清水久詞厩舎、父ゴールドシップ)に騎乗する丹内祐次騎手は、“マイネル軍団の総帥”こと岡田繁幸氏と知り合い、ビッグレッドファームグループの馬に騎乗する機会が増えたことが、現在の活躍につながっていると語る。「言うことがすごく面白くて、多くの人が周りに集まってすごかった。本当にかわいがっていただいた」と丹内騎手は21年に亡くなった同氏への感謝を忘れていない。印象に残るエピソードを聞くと、たくさんあるであろう思い出の中から2つの出来事を教えてくれた。 牧場で騎乗していた際に「話があるから来てくれ」と突如、事…